[職場闘争]11・8協会前情宣行動を貫徹!

2016年11月8日、やや肌寒い朝ではあったが、天候に恵まれたことが何よりだった。南部労組・福祉協会として初の情宣ビラまき行動だ。
情宣ビラは、協会事務局職員にはもちろんのこと、KDX浜松町ビルで勤務する人たち、浜松町界隈で働く人々に、公益財団法人日本知的障害者福祉協会で起こっている労働問題と事務局長の不誠実な団交対応の現状、これまでの組合活動の成果を知ってもらい、それぞれの職場で生じている労働問題に目をつぶらず、不当解雇・退職勧奨などに泣き寝入りせずに、労働組合で使用者の横暴を粉砕!共に闘おう!と団結を訴える内容である。

南部労組の仲間8名に結集していただき、協会事務局のあるKDX浜松町ビルの正面玄関・通用口の二手に分かれ、ビラ配布をお願いした。
当初、南部労組のAさんに「トラメガも持って行きましょうか」と言われたときは、マイク情宣のスピーチ原稿も作っていないし、どうしようか?職場の同僚たちもいる手前、トラメガで路上街宣するのはちょっと…と逡巡したが、前日に組合事務所で現場に持って行くトラメガを探したが見つからない。ないならしょうがない、諦めるか…と思ったが、できないと思うと俄然やる気が湧いてくる(笑)。そうだ!そういえば、私のパートナーが小さなトラメガを持っていたことを思い出し、彼女のトラメガを貸してもらった(笑)。情宣原稿は通勤の地下鉄の中でスマートフォンに打ち込んで準備し、マイク情宣に専念させていただいた。

KDX浜松町ビルにお勤めのみなさん!
浜松町界隈にお勤めのみなさん!
おはようございます。私たちは労働組合、東京南部労働者組合です。
私たちはKDX浜松町ビル6階にある公益財団法人日本知的障害者福祉協会の労働環境の改善を目指し、情宣活動を行っております!!…

小さなトラメガでも6階にある協会事務所には届いていたようだ。

用意した情宣ビラは吸い取られるように、これから出勤する人たちの手に次々と渡り、人々は食い入るように読んでいる!…とまではいかないにせよ、私の想像以上に手に取る人がいたのには驚いた。1時間の情宣行動で100枚くらい配布できたと、後で南部労組のSさんから教えていただいた。職場の同僚からも通勤の途中、水色の情宣ビラを手にしている人や読んでいる人を何人か見かけたという、ちょっとうれしい報告ももらった。
誰に情宣ビラを読んでもらいたいか? 一番はもちろん、弾劾対象である末吉事務局長、書記として団交に出席している各課長代理の面々、そして、その他協会事務局職員に読んでもらいたいのだが、外部の人たちにも南部労組・福祉協会の闘いを知ってもらい、地域の労働運動を発展させたい。直接行動によるソーシャル・アクションは、コミュニティにおけるソーシャル・ワーク実践の一つの展開でもあるからである(C. Zastrow “Social Work with Groups: A Comprehensive Worktext”)。

途中で切り上げさせていただき、始業時間までに事務所に入った。その後もビラまきを続けてくれた南部労組の仲間に感謝。(準)管理職たちが何やらひそひそと密談しているようだが、まぁどうぞ好きにやってくれ。この現場行動は第1弾、ほんの始まりに過ぎない。
後日談だが、情宣ビラに本ブログのURLを明記したおかげで、アクセス数が11月8日から急増している。公表したことで協会から何か干渉を受けるかもしれないが、組合活動中心にこれからも発信していきたい。
組合員の団結力によって貫徹した11・8協会前情宣行動を無駄にしないように、引き続き末吉事務局長の団交出席を求め、闘う仲間を増やし、諸要求実現に向けて、我々南部労組・福祉協会は闘うぞ!

…The end

[職場闘争]11・8協会前情宣行動を貫徹!」への2件のフィードバック

  1. 社会福祉士

    事務局長とやらは、負い目がなければ、正々堂々と話し合いに応じればいいのに。
    知らぬ存ぜぬで、ずっと逃げるつもりなのでしょうか?

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    1. jaidunion

      お互い話し合いで解決しましょうよ、と言っているのに、不誠実団交で逃げ果せると思っているから、こんなことされる羽目になるんです。これまでの経験上、経営責任者が団交に出てこない会社は100%ブラック企業ですね。- – #

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