[職場闘争]理事会直撃!12・22協会前情宣行動

2016年12月22日、暖かい日だったが天候が優れず、パラパラと小雨も降り始め、ビラまきでしかもトラメガ使った情宣には厳しい状況ではあったが、ほどなく天候が持ち直し日も差し始め“天佑神助”(笑)により、無事に現場行動第2弾、12・22協会前情宣行動を貫徹することができた。
このたびの情宣行動で配布した情宣ビラは、理事会に合わせて各理事に協会事務局の抱える労働問題と事務局長の不誠実な団交対応の現状、南部労組・福祉協会の団交経過、そして労働組合嫌悪・敵視姿勢は協会に何も利益をもたらさないことを訴える内容が主である。決して協会の理事会批判をするものではない。もちろん、地域合同労組である南部労組としての地域情宣も兼ねている。

今回は理事会開催に合わせて、12:30から13:30の昼ビラ情宣。南部労組の仲間7名に結集していただき、前回同様、協会事務局のあるKDX浜松町ビルの正面玄関・通用口の二手に分かれ、ビラ配布をお願いした。
今回の情宣行動には、協会の労務管理実態を憂う協会会員を特別ゲストとして呼びたかったし、ご本人もやる気満々だったのだが、残念ながら予定が合わず、次の機会にぜひご参集いただこうと思っている。また、午前中に参加した東京ふじせ企画労働組合の学研株主総会本社前闘争でお会いした連帯労働者組合・大道測量のOさんに「え!今日社前あるんだ。なんだあるんだったら言ってくださいよ。行ったのに…」と言われ、そうか!告知ビラも今度作ろうか思った次第だった。

前回は協会事務局職員へと地域情宣だったので、協会への情宣行動自体初めてでも然程緊張もしなかったが、今回は理事会に参加する各理事に訴えかける内容だったので、どういう反応があるのか予測できず、さすがに少々緊張した。何せ役員会でビラまきした職員は当該が初めてだろう(たぶん)。見知った方々ばかりなので、「何やってるの?」と聞かれたらどうしようか。冗談で「ええ、ソーシャルワーク実践の一環で組合活動してまして(笑)」と返そうかと思っていたが、思いの外、正面玄関から入って来る方々は少なく、通用口を合わせても何人の理事に手渡せただろうか。
KDX浜松町ビルの中に入館する人たち中心にビラを配布したので、前回ほどビラは捌けなかったが、70枚くらい配布することができた。ビル前を通行している人から「何の騒ぎですか?」とか「ここでどんな労働問題が起こっているの?」などと質問され、関心を持ってビラを手にしていただけるのは嬉しい限りである。

後半残り15分くらいになってから、トラメガを使ってマイク情宣に移り、終了時にはtraditionalな組合スタイルのシュプレヒコールで締めくくった。

南部労組・福祉協会 シュプレヒコール!(よし!)
福祉協会の不誠実団交を許さないぞ!
福祉協会は組合嫌悪をやめろ!
福祉協会は組合敵視をやめろ!
違法な労務管理の説明責任を果たせ!
事務局長の団交からの逃亡を許さないぞ!

シュプレヒコール!(よし!)
我々は障害福祉の前進を勝ち取るぞ!
全国の福祉協会の会員と共に闘うぞ!
全国の福祉労働者と共に闘うぞ!
全国の障害のある仲間と共に闘うぞ!
我々南部労組・福祉協会は闘うぞ! 闘うぞ!! 闘うぞ!!!

事務局長や課長代理らが窓から覗いていて、手下の部下に偵察させたようだが、特に妨害もなかった。なかなか賢い対応じゃないの。

情宣行動のおかげで、本ブログのアクセス数が増えている。これからも、realな現場行動とvirtualなインターネット組合掲示板を駆使し、組合活動を展開していく。そして、全国の協会会員各位に協会事務局の実態を知ってもらい、協会事務局の労働環境改善へ向けて、末吉事務局長の団交からの逃亡を許さず、団結・連帯し我々南部労組・福祉協会は闘うぞ!

…The end

(2018.3.25追記)こちらの記事には「多摩同胞会 パワハラ」を検索キーワードとして訪れる方が多いので、お知らせを追記します。組合員に対する降格処分・パワハラ事件は、2016年の東京地裁立川支部の不当判決を覆す事実上の逆転勝利の判決が、2018年3月22日、東京高裁において下されたとのことです。労働者の団結力によって困難を乗り越え、不当な処分には諦めずに闘いましょう!

[職場闘争]理事会直撃!12・22協会前情宣行動」への2件のフィードバック

  1. H

    参加させてほしかったのですが、時間的に無理でした。また次回お願いしたいと思います。

    日の出福祉園には、忙しい業務の間に苦労して知的障害援助専門員養成通信教育を修めた職員もいます。 日本知的障害者福祉協会が不当労働行為やパワハラや法令違反を起こしているような組織ならば、職員は失望するでしょう。また、これから専門員を志す職員も減るのではないでしょうか?

    全国福祉保育労東京地本多摩同胞会不当降格・パワハラ裁判の方は本当にひどい判決でした。当該組合員、当該分会の今後の方針が定かになってから記事にしますが、同様のパワハラ事案に悪影響を及ぼしかねないものでした。
    ともに闘いましょう!

    ゆにおん同愛会 林武文

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  2. 匿名希望

    ブログ拝見しました。都心の会社で働いていたことがありますが、昔は、朝地下鉄の出口を地上に出てくると、組合がよくビラまきをしていました。新聞では読めないことが書いてあって、一種の社会勉強ができました。
     今は、あまりビラまきをしているのに出会わないので、この記事、とても新鮮な気持ちで読ませていただきました。ストもなくなってしまったし、労働組合が弱くなっているのが残念です。(ちなみに、私はもうすぐ定年の年齢です。昔は、国鉄や私鉄がストで止まるのが当たり前でした) 頑張って下さい。
     私が高校生の時、自宅近くを労働組合のデモ行進が通りました。私鉄沿線の小さな駅が最寄駅の田舎です。面白そうなので、自転車を押しながら後ろをついていったのを覚えています。貴重な体験でした。
     今はそのような出会いができないですね。労働組合の皆さんには、もっと頑張ってほしいです。
     勝手なことを書いてしまいましたが、これからも頑張って下さい。

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