昨年の・沖縄県民大会に呼応する首都圏行動8・12池袋集会&デモ、今年の辺野古新吉建設NO!!首都圏大行動2・25池袋集会&デモの実行委員会が、首都圏での辺野古に基地を作らせないための運動を継続・発展させるために、参加各団体の連絡会として「辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会」(略称:「埋めるな連」)を結成し、当該も賛同団体の一員としてこれまで実行委員会に加わってきましたので、南部労組・福祉協会の組合活動とは関係ありませんが、ご報告いたします。
「埋めるな連」の土砂投入阻止キャンペーンの第一弾集会でもある「止めるぞ!土砂投入6・9集会—軍事基地で辺野古の海をつぶすな—」が2018年6月5日(土)文京区民センター3Aで開催されました。
実行委員会の会議ではどのくらいの人が来てくれるだろうか?という不安をよそに、文京区民センター3Aが予備の椅子を出し、立ち見の方も出るほどの大盛況で300名?以上の方が参加してくださいました。

沖縄からの訴え 山城博治氏からの報告
この集会では山城博治氏(沖縄平和運動センター議長)からの発言を中心に、首都圏の賛同団体からの連帯発言へと続きましたが、これだけ長く山城議長のお話と歌(4〜5曲?笑)を聴いたのは初めてでした。
辺野古新基地建設の護岸工事が強行され、7月には土砂投入で大浦湾を埋め立てる予定とのことでしたが、その後の報道では8月に延期されたようす。しかし、軍事基地建設とそれに伴う深刻な環境破壊は待ったなしの状況です。沖縄では基地建設反対の与論多数にもかかわらず、政府は基地建設を強行し、既成事実化から“諦めムード”を醸し出そうとしています。沖縄の人たち、そして本土の人間にそれを植え付けようとする政府の汚いやり方を看過する訳には行きません。何よりも、新基地建設のための埋め立て土砂は本土(西日本)から運ばれてくるのです。これ以上、沖縄の人びとの平和な生活の安全を脅かす軍事基地を沖縄に押し付けることに、本土の人間(私もそう)は無関心ではいられないのです。

“We shall overcome”をみんなで合唱
米軍基地依存の経済から脱却し、新しい観光その他の産業振興と平和の島を実現するために、私たち首都圏の人間も沖縄の人びとに連帯し、軍事基地はいらない!環境破壊を許すな!市民にとって真に平和で安全な暮らしを守ろう!の声を挙げていきましょう。
集会では最後に、参加者みんなで“We shall overcome”を合唱、「団結ガンバロウ!」で締めくくる熱い集会でした。
キャンペーンはまだ続きます。特に6月24日(日)には新宿で街頭アピール&集会&デモが予定されています。みなさんぜひご参集を!■
† 本集会とは関係ありませんが、岩波書店からジャーナリストJon Mitchell 著『追跡 日米地位協定と基地公害 「太平洋のゴミ捨て場」と呼ばれて』が翻訳・刊行されました。世界最大の環境破壊・汚染の元凶であるアメリカ軍と日米協定でそれを隠蔽する日本政府の実態をあますところなく暴いています。ご一読をお勧めします。†
‡ この集会は6月10付けの東京新聞で報じられました。‡
…The end