“私的”社会福祉士国家試験一発合格への道(4)〜やらなかった・できなかった勉強(反省)〜

過去問題?同じ問題が出るわけないじゃん!(反省)

ある程度、テキスト・受験参考書等で知識を得たならば、試験問題の対策と傾向をつかみ、慣れるために過去問題を解きまくるのが、試験の王道の勉強方法でしょうが、私はこれをほとんどやりませんでした。

何故なら、過去問題をやったからといって、今年同じ問題が出るわけないじゃないか!と思っていたからです。
それに受験参考書は過去問題ベースで作成されているので、それをひたすら覚えればいいんじゃないの?というのが理由です。
そこで、受験参考書で覚えた知識は、受験参考書に付属の知識の確認のための一問一答形式の問題を解いて、間違えた問題を過去問解説集で確認するという勉強方法を行なっていました。

しかし、今考えるとこれは間違いだったと思います。
試験では毎回最新の制度や理論、学説が問われるわけではないし、社会福祉士として必要とされる知識や理解が問われる問題は過去から現在まで共通しているものが多いからです。

例えてみれば、自動車免許の学科試験を受験したことがある人ならわかると思いますが、交通法規等の学科試験対策の基本は過去問を解く勉強が中心になります。
毎回の学科試験は過去の問題と大差ありません。
これは社会福祉士国家試験も同じでした。

新たな知識を得ることで知識の拡充を図るのは、専門職としての専門性を高めるために悪いことではありませんし、むしろ好ましいことですが、受験対策の勉強に焦点を絞るならば、それは別物と言っていいでしょう。

私はテキストや受験参考書からの知識詰め込み型の邪道な勉強方法でも何とか合格しましたが、時間と労力を効率よく使って合格を目指すならば、過去問題をひたすらやりまくって、試験問題慣れ+知識の定着をした方が“効率として”は良かったかなぁ…と反省しています。

ただし、過去問題ばかりやっていると、本番の試験で、これまで見たことも聞いたこともないような、意表を突く問題が出されたときにパニックに陥るので、過去問題の繰り返し学習“しか”しないのも考えものではあります。

今更、統計資料を覚えるなんて…Give up!(反省)

これも反省点ですが、仕事柄、障害福祉に関する最新の統計データに触れる機会に恵まれていたものの、その他の領域の最新の統計データに当たる時間が確保できず、最早今更覚えても頭に入らないだろうとあきらめてしまいました。

しかし、統計資料からの問題は必ず出ます!

できれば、最新の社会保障・福祉施策に関する統計資料にも目を通しておいた方がより万全に試験に臨めたことでしょう。
なるべく「やってない、どうしよう…」と心理的な不安を抱えていない方が、本番の試験でパフォーマンスを存分に発揮させることができるのは言うまでもありません。

こういうバカな準備不足をする受験生はいないかとは思いますが、自分の反省点としてお伝えしたいことです。

To be continued…

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