[職場闘争]第6回団交報告 part 2 〜団交を協会会議室で行わない理由とは/聞き取り調査について〜

団交を協会会議室で行わない理由とは

本組合掲示板ブログで第6回団交の再告知記事にもあるように、第1回団交から要求している団交の協会会議室での開催を協会から拒まれている。今回もそうで、協会は協会事務所から歩いて1分くらいのところにある貸し会議室をわざわざ借りている。第5回団交に書記として参加してくださった「ゆにおん同愛会」のH執行委員長もブログ記事で報告いただいているが、やはり外部の方の目から見ても奇異に映ることだろう。

団交会場は“どこでやろうと関係ない”訳ではない。現職事務局員の当該組合員が参加して、協会事務局の労働条件等について団体交渉を行っている組合として、協会事務所内での団交開催は自然かつ当然の要求である。また、協会に労働組合が存在し、団体交渉を行い、使用者側と労働者が対等に協議していることを他の職員に知ってもらう良い機会でもある。
それも訴えた上でその理由を問い質したが、O常任理事の回答は「どこでやろうがいいでしょう」「協会会議室を使う必要はない」「(使わない理由を)説明する必要もない」というもので、とても誠実な回答とは言えないものだった。要は、答える気がないか、答えられないのだ。以前要求して拒否された組合掲示板設置は組合に対する便宜供与であるし、団交会場も社内設備を使う法的義務は確かにないが、協会が労働組合に対してどのように考えているのかが透けて見える。これまで我が組合から三六協定締結や就業規則改定の事前協議申し入れを協会は無視し、職員への経緯説明も組合から指摘された事実をひた隠しするなど、その裏には組合敵視・組合員排除の意識があるからに他ならない。これらは労働者の団結権の侵害である。
企業内労組ではない、合同労組に一人で加入している場合でも、社内会議室を使用して就業時間内の団交に行っている例も知っているので、この辺はいかに協会の組合に対する姿勢を改められるか、我々の地道な組合活動にかかっている。
それにしても、経験上、団交に社内施設を使わずに外の貸し会議室を使う、責任者が団交から逃亡するなど、組合敵視著しい「ダーティー企業」*に共通の特徴である。第6回団交報告 part 1で報告した末吉事務局長の団交拒否にしろ、この件にしろ、協会が誠実な団交態度を表していれば、こんなことで時間を無駄にする必要はない。無回答ではなく、真摯に再考を求める。

*(2020.2.17)所謂「ブラック企業」を本組合掲示板ブログではこう呼ぶ。

聞き取り調査について

2013年4月1日に起こった末吉事務局長(当時は事務局次長)による当該組合員への暴行暴言・パワーハラスメント事件について、第2回団交時に協会顧問弁護士から提案のあった聞き取り調査で、この件での事実確認と協議の進展を図るために、我が組合も第5回団交において受け入れ、協会顧問弁護士が2016年6月20日付で組合宛に送って来た案に基づき、「暴行・暴言等パワーハラスメント行為事案に関する聞き取り調査実施についての要望書」を、事前に2017年7月12日付で協会顧問弁護士と協会宛に送付した。
この要望書について協会側から意見が出るかと思ったが、まだ仔細に検討できていないことと、今回の団交で初めて知ったことだが、昨年、組合宛に送られて来た、協会顧問弁護士提案の聞き取り調査案は協会側に送られていなかったようだ。これはお互いの認識の違いなのか、我々が聞き漏らして勘違いしていたのか、我々はてっきり協会側と組合側で共有しているものだと思っていた。
なるほど、だから、当該要望書も協会と協会顧問弁護士宛に送った後、末吉・水内・古屋・三浦が密談したり、揃って協会顧問弁護士の許に出向いたりしていたのか…。この4人のうち課長代理の3人は聞き取り対象者なのだが、其の者ら自体が我々の聞き取り調査についての要望書を見ていたりするは何とも茶番な感じが否めないが、しょうがない。調査後、客観的かつ公平性が担保されるように、組合として対策を練ろう。
O常任理事からいくつか質問とやりとりがあったが、結局、協会顧問弁護士が持ち帰り検討ということになった。**

**(2017.8.19)協会顧問弁護士の代理弁護士から、組合提案の内容で聞き取り調査を実施する旨の連絡があった。

To be continued…

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