前回、2022年3月7日の第15回団体交渉から6ヶ月、久々に協会と我が組合の団体交渉が行われる。
2022年7月20日付で協会に送付した「団体交渉開催要求書」に記した第16回の団交議題は以下の通りである(以下、組合員の実名表記は「当該組合員」としている)。

1.団交議題
(1)「職場におけるハラスメントの防止に関する規定」について
(2)公平・公正な労働者代表選出方法について
(3)人事評価制度について
(4)その他、当該組合員の労働条件について

2.団交出席者
(協会側) 会長・理事等本件につき解決能力を有する経営責任者及び貴会事務局を管理する立場であり、貴会事務局職員を指揮監督し、事務の執行にあたる事務局長、並びにその他管理職等
(組合側) 当組合若干名及び当該組合員

3.団交日時・場所
当組合としては、2022年9月2日(金)を希望いたしますのでご検討ください。団体交渉の時間は2時間程度を希望いたします。また、貴会会議室を団交会場として使用することを要求いたします。

ところが、協会からは団交日時の変更希望と共に、以下の様な回答があった。

「時間は90分以内としてください。
また、要求書にありました団交議題のうち、(3)人事評価制度について、(4)その他、当該組合員の労働条件については抽象的な表現となっていますので、具体的な要求事項をお早めに明示してください。」

抽象的?協会と組合の団交なのだから、協会の人事・労務体制、労働条件について交渉するのに何が解らんのだ?と思ったが、8月4日、事務局長末吉宛に以下の様に回答した。

日本知的障害者福祉協会
事務局長 末吉孝徳 殿

団体交渉の日時は、貴会の示した9月9日(金)18:00開始でお願いします。

団体交渉に掛かる時間については、90分では団交議題について十分な交渉が行えず、交渉途中であっても貴会の団交対応者が時間切れとして打ち切り・終了を促すことがしばしばあることから、あらかじめ120分とすることを検討してください。また、90分以内とする理由も示してください。

団交議題の「(3)人事評価制度について」は、言うまでもなく貴会における事務局職員の人事評価制度のことです。事務局職員の人事評価がどのように行われているのか、少なくとも当該組合員には示されたことがないため、現状の人事評価制度について、事務局職員人事に係る専決処分可能な貴殿が団体交渉に出席し、説明してください。

団交議題の「(4)その他、当該組合員の労働条件について」は、これまで同様、当該団体交渉において明らかになった問題など事前に個別具体的には取り上げられない事項及び当該組合員の労働条件や待遇についての予備的な交渉を含みます。

念の為に付言いたしますが、組合員である労働者の労働条件やその他の待遇に関する事項であって使用者が処分可能なものは、義務的交渉事項です。

これに対して、8月22日に協会から再回答があった(抄、当該組合員の配慮により一部伏せ字)。

「貴組合は、前回の団交では交渉途中で時間切れとなったと述べられていますが、本会からの回答において、末吉氏がxx的に団交に参加できない状況にあるということをお伝えしても、貴組合から、末吉氏が出席する形での団交を求められる対応に多くの時間が割かれているという認識です。 したがって、本会は、団交時間は90分で十分であると考えており、団交議題に応じてどのように時間を配分するかは貴組合にお任せしますので、90分以内に終了するようご対応下さい。
なお、団交議題⑷についてですが、労働者の労働条件や待遇について義務的団交事項となることはご指摘のとおりですが、松浦組合員のどの労働条件や待遇についてどのような要求があるのかという点について、改めて具体的にしてくださるよう求めます。」

我が組合は2022年1月20日の東京都労働委員会 日本知的障害者福祉協会事件第30回調査での和解協定書に基づき、団交議題からも事務局長の団交出席が不可欠であるから末吉の団交出席を求めているのであって、末吉が団交に出て来ることを前提として団交を申し入れている。事務局長の末吉が団交出て来さえすれば、余計な時間を団交で浪費することはないのである。
前回の第15回団交でも、どういう事情かについてはここでは伏せるが、事務局長が団交に出て来られる様にするための協会の見解や方針を問うている。和解協定に従い、我が組合も一定の配慮を行うが、末吉が「団交に出られません」「はい、そうですか」で終わる話ではないのだ。

また、団交議題(4)は、2016年4月18日(月)の第1回団交からに今に至るまで団交議題に予備的に入れている事項であって、今更何を気にしているのか(なんとなく想像できるが)不明である。
実際に団交を議題に沿って進めている中で組合員の雇用・労働条件に関わる問題・課題について明らかになったことがあれば、それについても交渉を求めるということはこれまでの団交からも自明な話だ。

文書で遣り取りしていてもキリが無いので、とりあえず我々からは再回答はせずに、直接団交で話し合うことにする。

9月2日に届いた協会からのメールにより、第16回団交の日時・場所は以下の通りである。

【日 時】2022年9月9日(月)18:00~(終了19:30予定)
【会 場】ビジョンセンター浜松町 4階 K会議室
     〒105-0013 東京都港区浜松町2-8-14 浜松町TSビル

事務局長末吉は今回も団交に出席しないことも協会から書面で届いたが、まあ、和解協定に従ってのことなので、とりあえず受け入れるが、いつまでも同じ対応を繰り返すことは、協会の労使関係を正常化する観点から許容するにも限度があるため、また、本団交でも協会に更なる要求をぶつけていくことになるだろう。

団交の組合側“書記”募集!

今回も組合側の団交団員として“書記”をしてくださる方を募集しますYO!♪
現在、南部労組・福祉協会の当該組合員含め、団交には基本的に南部労組の組合員数名が参加します。連帯共闘関係にある労働組合の方も参加することがあります。組合加入の如何を問いません。是非、組合側の“書記”として参加しましょう! お気軽にご参加ください!

基本的に聞いているだけでも結構。何も特別な知識や技術は必要ありません。日本国憲法第28条に明記された労働三権の一つである「団体交渉権」や「団体交渉とは何か」を知る絶好の機会です。また、「局長」「局長」…と職員に役職名で呼ばせてご満悦の様だが、肝心な時には責任放棄し、我関せずという事務局長としての自覚のない末吉の態度、こそこそと一部の職員だけで職場の労働環境を決め、情報開示を行わない陰険な協会管理職等の対応に怒りを覚えて、何か言わなければ気が済まない!という気になるでしょうから、出来る限り発言の機会も持てるように進行します。

より良い職場を作る為に、使用者側に要求実現に向けた労働組合の奮闘を知ることは、普段仕事に忙殺されて見失ないがちな貴方自身の権利に目覚め、知見を拡げること請け合いです。

団体交渉はみんなが働きやすい良好な職場環境を構築するために、労使対等な立場で何でも言い合える場です。
「書記やってみたい!」とやるき満々な方、「ちょっとのぞいてみようかしら?」と思った方がいらっしゃいましたら、お名前・メールアドレス・志望理由(簡単で結構です)を明記の上、下記のフォームからお問い合わせください(場合によってはご希望に添えないこともありますので、ご承知おきください)。

Come join us!

…The end

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