[職場闘争]4・20南部春季統一行動 協会前情宣行動に40名の仲間が結集!

2017年4月20日(木)、今日は南部地区労働者交流会の4・20南部春季統一行動日本知的障害者福祉協会(浜松町)→JXTGホールディングス(品川)→学研(五反田)と3現場を貫く社前抗議行動、またの名を“山手線外回り”行動だ。(呼びかけビラはこちら
8時30分からの福祉協会事務局のあるKDX浜松町ビル前には早くも続々と全都の仲間が集まって来た。ゼッケン・腕章・組合旗と幟旗を掲げ、これまでの協会情宣の規模を上回る人数と熱気に浜松町2丁目界隈は騒然となり、朝の通勤の労働者も目を見張り、多くの仲間が今日のために用意した情宣ビラを手分けして配布してくれ、ビラは吸い取られるように、人々の手に渡っていった。

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連帯白梅分会のM分会長の連帯挨拶

司会進行は南部労組のAさんで、当該からの簡単な闘争経過から始まり、結集してくれた闘う仲間からの連帯挨拶と続いた。まず、西部共闘・大道測量のO氏、三多摩合同労組のS氏、労働法連絡会のH氏と、各現場での闘争報告や安倍政権によって強行されようとしている働き方改革の反労働者的な欺瞞を弾劾、そして当該の職場闘争へのエールをいただいた。

当日急遽駆けつけてくださったのが、全労連・全国一般東京地本の連帯白梅分会のM分会長。以前、本組合掲示板(本ブログ)でご紹介した世田谷区の知的障害者の作業所、「白梅福祉作業所」の闘いを牽引し、組合員の団結と共に争議を勝利に導いたM氏だ。自らの闘いと知的障害者の権利擁護団体であるはずの福祉協会で、労働者の権利が蔑ろにされていることを憂う連帯挨拶だった。

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“闘う障害者”鈴木敬治氏の連帯挨拶

また、“闘う障害者”の鈴木敬治氏(有名人なのでお名前を出しました)も介助者の方と一緒に電動車椅子で登場。いわゆる「65歳問題」で介護保険への移行を前提とした障害者福祉を切り縮める国の施策と現在の大田区との十分な障害福祉サービスの確保を巡っての自らの闘いを訴えた。

最後に当該のシュプレヒコールによって、福祉協会闘争を締め括った。

シュプレヒコール!(よし!)
福祉協会の不誠実団交を許さないぞ!
福祉協会は組合敵視をやめろ!
就業規則改悪を許さないぞ!
福祉協会は職員に説明責任を果たせ!
事務局長は団交に出てこい!

シュプレヒコール!(よし!)
障害福祉の前進を勝ち取るぞ!
全国の福祉協会会員と共に闘うぞ!
全国の福祉労働者と共に闘うぞ!
全国の障害のある仲間と共に闘うぞ!
南部労組・福祉協会は闘うぞ! 闘うぞ! 闘うぞ!

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…ところが、このシュプレヒコールはいつも協会前情宣行動で行っているもので、連帯挨拶をいただいた方たちや続く2現場での闘いへの連帯のシュプレヒコールがすっかり抜けていたことに、終わった後、Aさんに言われて気がついた。初めてで勝手がわからなかったにしても、申し訳なく穴があったら入りたい気持ちであった。あ〜、ごめんなさいぃ。; ;

それはさておき、結集した40名の闘う労働者は協会に対しては大きな圧力となったであろう。労働者の権利を無視し、不誠実団交を行っていると、いつでも赤旗の下に多くの仲間が団結・連帯し、怒りの拳を振り上げ、直接行動するのだ。
この日は末吉事務局長が不在で残念至極だったが、事務所の中では闘う労働者の結集に課長代理たちはパニックに陥り、またぞろ、3人で協会顧問弁護士の元に助けを求めて奔走したという。今後も、協会が不誠実団交・組合敵視を続けるならば、今以上の闘う労働者の結集と怒りの声、地域合同労組の団結力と行動力に翻弄されることになるだろう。

さしたる妨害もなく、我々は結集してくれた仲間とともに4・20南部春季統一行動・福祉協会現場闘争をやり抜いた。予定通り9:30に終了し、我々は次の現場、品川のJXTGホールディングスに向かったのであった。

あらためて結集していただいたみなさんに感謝申し上げます。

…The end

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