2017年12月25日(月)、今日はクリスマス。日本人の1%くらいしかキリスト教徒はいないのに、宗教には寛容な日本は多くの家庭にサンタ・クロースがプレゼントを持って来てくれたり、家族で行事食を食べたりして、クリスマスをお祝いしている。私の親戚や友人が信仰している非寛容で有名な某仏教宗派の家庭でも、クリスマスは子供が喜ぶから例外らしい。
一方、アメリカは多民族国家で「人種の坩堝 (melting pot)*」。信仰している宗教も様々なことから、Merry Christmasという挨拶はキリスト教のお祝いを他の宗教を信仰している人たちに押し付けることになり、不快に感じる人も多いという。そこで、より politically correct な表現をということで、最近は、Happy Holidaysと挨拶することが多いようだ。
* なお、melting potもpolitical correctnessにより、最近では「人種のサラダボウル (salad bowl)」と言うらしい。
極力他人に不快感を与える表現は避けたいところだが、Happy Holidaysはあまり日本では馴染みがないので、とりあえず標題は Merry Christmas. 私は嫌!という方がいらっしゃったら、すぐに訂正します。
さて、これから第8回団交報告をまとめ、記事をUPする予定だが、2017年12月6日の第8回団交の協会の対応は全く以て呆れたものだった。特に水内事業課課長代理の件は、ある程度予想はしていたが、子供騙しな調査の仕方、すぐ暴露るような嘘から、稚拙な開き直りと、本当に公益法人か?と怒りと呆れを通り越して、失笑してしまった。
協会は組合員排除・不当労働行為を許さないという姿勢を明らかにしなさい、その回答如何では地労委に申し立てますよ、と前回団交から言っていたのにもかかわらずである。

東京都第一本庁舎南棟37〜38階に東京都労働委員会がある。
しかし、失笑してばかりもいられないので、今日は東京都労働委員会に斡旋申請に赴いた。斡旋事項は末吉事務局長の団交からの逃亡とその理由を問い糺してもまともに回答をしない協会の不誠実団交、そして、水内事業課課長代理のこれまでの組合嫌悪・組合敵視言動を、三者委員立会いの下での団交で糾すことだ。もはや、こそこそ逃げ回ったり、のらくらした対応や子供染みた言い訳は許されない。
我が組合は僅かな希望であっても協会の良心を信じ、自主的な話し合いによる解決を望んでいる。しかし、斡旋なので協会が拒否ることも自由だ。もしそうなったら、我々は次の手段に打って出るしかない。
「あっせん申請書」我が組合からの協会へのクリスマスプレゼントだ。協会には実に不名誉な事態であることを自覚して欲しいものだ。■
…The end
労働委員会立会いの下での団交ですか。公的機関に立ち会ってもらわなければいけないとは、協会も恥ずかしく感じなければいけないですね。経営者が事務局(労使関係)を自分でまとめる能力がないということを、社会にさらしたも同じでしょうから。これで少しは反省してくれればいいですが。
不都合な事実を追及されて組織防衛に動くのは、百歩譲って理解できなくはないのですが、そこに公益法人としての正義はないでしょう。
形式的にきれいな規程を作っても、内実が伴わなくては不誠実と言われてもしょうがないですね。斡旋団交受け入れて、それがいい薬になればいいのですが。