労働委員会での和解協定・三者委員の指摘事項を協会内部で共有できているか?

2020年3月24日の不当労働行為救済申立・日本知的障害者福祉協会事件 第17回調査で、争点2「29年2月24日、水内xx課長代理が、組合員xxxが作成した起案文書を破棄し、xxを経由することなく起案文書を作成し直して決裁を得たことは、組合活動故の不利益取扱い及び組合運営に対する支配介入に当たるか否か(1・3号)」は和解となった。*
和解協定書と都労委三者委員の意見が記載された第17回調査調書をご覧いただければ解る様に、協会の対応は組合・組合員をして不当労働行為を申し立てられても仕方がない対応であって、今後この様なあってはならないという“なんちゃって”救済命令っぽい内容であり、加えて、職員相互の意思疎通を緊密に行ない、労使共々円滑な業務遂行に向けて協議を重ねることを合意したものである。

* 発端となった出来事については、組合の2017年9月14日付「第6回団体交渉において協議された事項に関する要求書」を参照のこと。

しかしながら、その後の協会の対応、少なくとも当該組合員が関わる業務において、どう考えてもそれが履行されていると思えず、特に申し立てられた直接の当事者である水内事業課課長代理が和解協定の内容を把握・理解しているとは思えない節があり、協会は和解協定を組織内部の問題として認識・共有し、遵守・履行しているのか甚だ怪しいところであった。
というのも、2020年10月8日、協会事務局の事業課の面子(当該組合員含め)が集まって話し合いを行った際に、当該組合員に対しては情報を共有しない(所謂、報告・連絡・相談が全くない)ことを取り上げ、水内事業課課長代理に、あなたは都労委の和解協定書を知っているのか?と当該組合員が問い質したところ、水内は知ってるんだか知らないんだか、ムニャムニャと言葉を濁していたので、これは協会に正式に団体交渉を申し入れ、真偽を確認しなければと思い、第11回団体交渉から団交議題として取り上げて来た。
…が、第11回から第13回の団交では時間切れで協議できず、今回の第14回団交でその積み残し課題一本に絞り、労使協議の俎上にやっと載った形となった。

但し、これは本団交の冒頭でも当該組合員が言ったことだが、この間の団交でこれを議題として取り上げていることからか、協会も多少気にはしている様で、当該組合員に対して、水内事業課課長代理がこれ迄の様な露骨な敵対的態度を見せなくなって来たのも事実である。よって、あまり過去の細々としたことを穿り返してどうこう言うつもりは無かったが、和解協定の遵守・履行状況について尋ねるに当たっては、やはり事実確認はしなければならないので、2020年10月8日にこういうことがあったが、ちゃんと協会内部で和解協定の内容を共有し、直接の当事者に和解協定書を見せ、認識させ、指導を行なっているか?を確認した。

そうしたところ、協会の話では、和解協定の内容については水内事業課課長代理に口頭でそれとなく伝えていたが、和解協定書は見せていない、だから、見ていないと言ったことは事実だが、中身を詳しくは知らないという意味でそう答えたのだろう、ということだった。

これには驚いた。え?何で本人に和解協定書(と三者委員の意見)を見せないの?見せなきゃ駄目じゃないのよ。本来なら、協会事務局全体で共有すべき内容なのだから、行政機関からこういう導きがあって、事件が一部和解したと全職員に周知しなければならないのである。

当該組合員が事業課課長代理に対して「あなたの指⽰は聞かない!認めない!⼀切聞くつもりはない!」と言った!という件の真相

前回団交の終了間際に、三浦政策企画課長兼事業課長が、当該組合員が水内事業課課長代理に対して「あんたの指⽰は聞かない」と言っていましたよね、と宣っていたが、職場の平和を重んじる(笑)当該組合員がそんなことを口走るとは思えず、「え?いつそんなことを言いました?」と聞き返したが、「今、メモを持っていないので答えられませんが、確かに言いました!」と強気に言っていた。**
身に覚えのない話だし、前述した通り、現在は幾らか良くはなっているので、本団交では過去の話を蒸し返すつもりは無かったが、O常任理事はこの件を“蒸し返し”て来た。

** この件は、協会が2020年11月27日付で都労委に提出した「準備書⾯4」の3頁⽬にも、
「このほかにも、申⽴⼈xx(当該注:当該組合員のこと)は、⽔内課⻑代理に対して、「あなたの指⽰は聞かない!認めない!⼀切聞くつもりはない!」などと⾔ったり、業務上の指⽰等に関しても都労委や組合への報告を持ち出して業務命令を遮るような⾔動を⾏ったりしている。」
とあり、このことを言っているのだろうということは想像がついた…が、本当に身に覚えがなくて、都労委に提出する書面でも嘘吐くなんてあり得ないな…と思っていたところだった。

(O常任理事) 水内とxxさんの関係からすると、以前の前回の会議で、私は伝え聞いたとこですけれども、水内の指示には従わないって、はっきり本人に言われてもいるので。
(当該組合員) う〜ん、そういう話をするんだったら、色々出しますよ。
(O常任理事) そこを乗り越えていかないと、何ともしようがない。繰り返さないように、我々はしていかなきゃいけない。
(当該組合員) それ、いつ言ったんですか。
(三浦政策企画課長兼事業課長) 2020年の10月8日でございますね。記録が10月8日…。
(当該組合員) 10月8日(ん?あの日じゃない…)。なるほどね。
(三浦政策企画課長兼事業課長) ちょうどxxさんが先程仰った、その流れですね。水内さんが読んだのか、読んでないのかと、和解文を。それの話の流れでxxさんが、「あんたの指示は聞くつもりはない」ということをはっきり仰った。
(当該組合員) 私は記憶にないです。
(三浦政策企画課長兼事業課長) 私は記憶にあります。記録がございます。
(当該組合員) それ、ちょっと前後の文脈をちゃんと正確に伝えてもらえますか? そういうことは、私は言った覚えはないんで。多分、そこ、一部だけ切り取られても…。
(三浦政策企画課長兼事業課長) じゃあちょっと切り出して、その前後の文脈、申し上げますね。水内さんが、xxさんが水内さんに対して、「あなた」という呼び掛けをしたんです。「あなたは」。水内さんが私に対してですね、xxさんが。その場合に水内さんが「課長に対して“あなた”という言い方はないですよ」ということをxxさんに対して仰いました。そしたらxxさんは「それはそっちの価値観でしょう、自分は違う」って仰って。水内さんは「価値観ではなくて、職場内での役職の話をしてるんですよ」ということを伝えたら、xxさんが「あなたの指示は聞かない、認めない。一切、聞くつもりはない」。

ということだったらしい。
成る程。はい!これは確かに私、言いました!(笑)
しかし、そう言ったのには理由がある。続きはこうだ。

(当該組合員) それはもちろんそうですよ。
(三浦政策企画課長兼事業課長) そういう回答をされて…。
(当該組合員) ただ、それは課長代理からの業務命令を聞かないわけじゃなくて、そういう個人的な価値観の押し付けには従わないという意味で言ったんですよ。
(三浦政策企画課長兼事業課長) ただ、言葉としてそういうことを仰ったことは事実ですよね。
(当該組合員) 全然、意味が違うじゃないですか。
(古屋総務課長) 「あなた」と言ったことは事実なんですか?
(当該組合員) 「あなた」と言ったことは事実ですよ。
(南部労組A) 何か悪いんですか。
(当該組合員) 何か問題あるんですか、それ。
(南部労組A)  私の会社ではずーっとみんな、それでやってました。
(古屋総務課長) 上席に対しても「あなた」っていう表現をされるんですか。
(当該組合員) 「あなた」は「あなた」じゃない。二人称なので何の問題もないでしょう。
(南部労組A) 別にそういう会社もあるし。
(当該組合員) その….何が悪いんですか。ん? 何か言いたいことあるんでしょ。
(古屋総務課長) それは価値観なんですね。
(当該組合員) …でしょう。
(南部労組H特別執行委員) うちの部署でも別におかしな話じゃないですよ。上司でも「あなた」は普通ですよ。

と、何のことはない。唯の言い方がどうこうというだけの話。その10月8日は前述した通り、お互い結構激しく遣り合っていたから、水内が当該組合員にムカついたってだけで、その場に応じてどういう言葉を選ぶかは、その人の自由意志で構わないだろう。他人にとやかく言われる筋合いじゃない。そもそも「あなた」は一般的な日本語の二人称代名詞だ。

本団交では言わなかったが、こういうことを言い出してくるのならば…一つ思い出すことがある。
課長職に就く前の三浦に、当該組合員は「xっちゃん!」と“ちゃん付け”で呼ばれたことも屡々あって、10歳近く年上の当該組合員に対してそういう言い方するとは、なかなか日本人離れしたfriendly talkingだな!と感心したものだが(苦笑)、彼女固有の親密さの表現だろうし、内部の人間同士でどう呼び合おうと別に構わないし、当該組合員はそういうことは全く気にしない質なので、「はい、なーに?」とフツーに受け応えしていた。

こんなイチャモン付けは、協会の職場風土、即ち、“上司の命令には絶対服従”という価値観が支配する中での、内輪の極々狭い世界での話に過ぎない。
第1回団交から協会は、“(当該組合員は)上司を上司と思わない発言がある”と言っていたくらいだから、上下(利害・損得含め)関係にだけは異常に拘る職場である。特に、末吉はその傾向が強く、2013年の暴行・パワハラ事件でも「ペイペイのくせに上司に対してその口のきき方は何だ!」と言っていたことからも判る様に、こんなのが事務局長だと協会の職場風土がどういうものなのかもよく判ろうというものだ。

ところがどっこい、先日の協会事務局職員募集が掲載された求人サイトにはこう書いてあったんだけど? これって…どういうこと?(笑)

協会事務局職員募集が掲載された求人サイトから(2021.7.19時点)。赤の下線は当該組合員に拠る。

老婆心乍ら言わせてもらえば、こんな文言を読んだ優秀な求職者は、「あ、これは“就職してはいけない”職場の常套句だな…」と察知して、応募しようとした人材も応募しなくなったんじゃないかなぁ…。外面を良く見せたい!という魂胆は解らなくもないが。
協会管理職にしてみれば、関係ないお前は余計な口出しするなってことだろうが、そう関係なくもないんでね(これは後程触れる)。

長くなったので、続きは次回に。

To be continued…

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