2026年5月20日(水)、先週末から移動性高気圧により全国的に晴れ、5月としては季節外れの記録的な暑さとなった。
当日の東京都心も朝から気持ちよく晴れ上がったものの、最高気温29.7℃・湿度81%と真夏日に迫る気温と梅雨時の様な湿度であった。
好天には恵まれたものの、日差しが強く、ちょっと蒸し暑い…。
前回2024年から2年ぶりの春季統一行動、当該組合員は全1日の指名ストライキで、南部労組・福祉協会として通算25回目の現場行動を敢行したのであった。
5・20南部春季統一行動・第1現場の東京ふじせ企画労働組合による五反田の学研ホールディングス社前集会に続き、第2現場の福祉協会事務局のあるKDX浜松町ビルに、我が組合と、駆け付けてくれた各地域合同労組の仲間、支援者の皆さんが11時に結集した。
いつも協会の組合情宣行動は朝なのだが、今回は2016年12月の情宣行動以来、2度目の昼情宣である。
福祉協会闘争の経緯、組合員のでっち上げ刑事事件化を目論む悪辣さを増す協会の組合嫌悪・組合敵視姿勢を糾弾する情宣ビラ『JAID UNION News No.25』を道行く労働者に配布した。
本情宣行動に足を止めてくれる友好的な近隣の人、情宣ビラを手に取り眼を通す人、何が起こっているのか尋ねる人等もおり、多くの人々の手に情宣ビラが渡って行った。
情宣ビラにも記している通り、労使間の問題を自主的に解決する気など毛頭無い協会の警察依存体質が顕著である為、本行動でも、協会と警察の介入を十分に警戒していた。
前回の南部春季統一行動と同様、明らかに本行動を監視している怪しげな人物を見つけ、話し掛けた処、不自然な事を言って逃げたが、然したる妨害は無かった。
11時15分頃から、集まってくれた全都の闘う労働者・障害福祉関係者の仲間と共に集会を開始した。
先ずは当該組合員のシュプレヒコール。
シュプレヒコール!(よし!)
福祉協会は都労委和解を遵守履行しろ!
福祉協会の不誠実団交を許さないぞ!
福祉協会は組合敵視をやめろ!
組合への弾圧策動を粉砕するぞ!
末吉事務局長の労務管理責任を追及するぞ!
末吉事務局長は暴行パワハラを謝罪しろ!
末吉事務局長は団交に出て来い!
団交に出て来て、説明責任を果たせ!
続いて、当該組合員による経過報告を行なった。
協会の誠実交渉義務違反、また、組合員への嫌がらせ行為に私たちは東京都労働委員会に不当労働行為を申し立て、4年にわたる調査・審問を経て、組合側の主張をベースとした全面和解となりました。然るべき責任者、当然、末吉事務局長を含みます。彼が団交に出席し、協会は誠実に団体交渉を行うことが和解協定書には明記されています。
私たち組合は都労委和解の履行・遵守を求めて交渉を重ねてきました。ところが協会は末吉事務局長の団交出席を拒否し続けているばかりか、これまでの団交によって、協会の組合活動への警察介入が発覚したり、協会は組合対策として弁護士を2人に増員して自らはダンマリ、弁護士に団交を丸投げして、団交をまともに進行させないなど、都労委で争われた不誠実団交そのものを再び繰り返しています。
加えて、組合員を狙い撃ちにした刑事事件化を画策するという、とんでもない事態が発生しました。
12月4日の昼休み、協会事務所で末吉事務局長と当組合の組合員がフロアの通路のすれ違いざまに、お互いの足がぶつかり、末吉事務局長が転倒しました。
驚いて心配した組合員が転倒した末吉事務局長に「大丈夫ですか?」と声をかけたところ、そこに割って入ってきた管理職代理、この人物は東京都労働委員会でのもう一つの争点、組合員への不利益取り扱い・組合への支配介入で申し立てる原因となった張本人です。この管理職代理が、あたかも組合員が末吉事務局長の足を引っ掛けて転倒させたかのように大声で騒ぎ立てました。
さらにかつて組合活動を監視していた職員某も、現場を目撃してもいないのに、便乗して当該組合員を非難し、罵声を浴び始めました。当の組合員はそんなことはしていません。なぜ、白昼堂々、他の職員がいるところで、彼にそんな暴力を振るわなければならないのでしょうか?そのようなことをしなければならない理由もありません。あまりに一方的で筋違いな非難に唖然とし、ひどい言いがかりであることを末吉事務局長とこの2人の職員に猛抗議しました。
その1週間後、愛宕警察署から組合員に直接電話がありました。協会から相談があったので、12月4日の件について聞きたいから署に来てもらいたいとのことでした。ただの職場内でのトラブル、しかも、その後に当事者間で事実確認も全く行われていない出来事に警察が介入すべき事案ではないため、組合員は警察の任意の聴取には応じられない、民事不介入に悖る旨を愛宕署の警備課担当者に伝えました。
それにしても、職場の労働者への安全配慮を蔑ろにし、些細な職場内のトラブルを警察に報告・相談し、組合員による意図的な暴行・傷害があったとして刑事事件化を目論む協会に対して憤りを覚えずにはいられなかったため、組合から協会に対して抗議と団交の申し入れを行うこととなりました。
そして、2026年1月20日に第23回団体交渉が開催されました。その団交会場にはプロジェクターが用意されていました。このプロジェクターを見て、あの時のことを隠し撮りしていたのか?と思い、なんて用意周到な奴らだと、ある意味感心しましたが、協会が「百聞は一見に如かず」と言って私たち組合に見せたのは、私たちの想像の斜め上を行くものだったのです!
それは、団交から逃亡している末吉事務局長が自ら出演し、当該組合員役を総務課長が演じている「再現映像」なるもので、映し出されたその「再現映像」は当該組合員役が末吉事務局長の足を故意に引っ掛けて転倒させているという、事実無根の“でっち上げ=捏造”動画でした!
こんな捏造「再現映像」のどこが「百聞は一見に如かず」なんですか?
これは当該組合員への名誉毀損と刑事事件化を狙った悪意に満ちた攻撃です!加えて、当該組合員がわざと転倒させたと非難する取り巻き職員と末吉事務局長に対して抗議している当該組合員の声を隠し録りまでしていたのです!
捏造動画と隠し録り音声を持って警察に行ったことにも呆れましたが、これが何の証拠になるのか?なぜこんなものを持って警察に行ったのか?と問い質すとその言い訳もグダグダで、当該組合員がその現場で皮肉をこめ、シニカルに「わざと転ばせたなら暴行だろう!だったらこれまでやってきたようにケーサツに行ったらどうだ?」と言ったから警察に行っただの、当該組合員が謝らなかったら、反省していなかったから警察に行っただのと言っていたので、「自分がケーサツに行けって言ったら警察に行くの?」「謝罪・反省がないから再現動画を撮って、刑事事件だと警察に行ったんですか?」と問い質すと「揚げ足取らないでください!」と捨て台詞を吐いていたかと思うと、挙げ句の果てには総務課長は団交に出席していた組合員に向かって悪態をつき、それを諌めることもせず終始ダンマリを決め込む常任理事……と、過去一ひどい…というか笑うしかない団交でした。
とはいえ、刑事弾圧を仕掛けて来たのですから、笑っている場合でもありません。
まあ、「反省」するとすれば、その時はお昼休みだったので、当該組合員がインスタント味噌汁を片手に持って怒りの抗議を爆発させていたのは、結構間抜け絵面だったなぁ…と思うことくらいでしょうか。(笑)
かつて私たち組合が2017年の年末に組合情宣行動を行った際、末吉事務局長は組合員に“体当たりされて、壁に押し付けられた”という事実無根の虚偽で警察に通報したことがありました。当然、私たち組合はそのようなことは行っておりませんし、この件は組合活動への警察介入として団交で協会に抗議してきた経緯があります。
今回もそれと全く同じで、協会はでっち上げで刑事事件化を画策し、組合員に対する攻撃と組合活動を萎縮させようという魂胆としか考えられません。このような警察を組合活動に介入させようとする協会のなりふり構わない組合敵視、そして協会の度し難い公権力依存の如実な表れがここに極まったということです。
第1現場の東京ふじせ企画労組がかつて学研の暴力職制による攻撃を受けたり、数々の民事弾圧を仕掛けられてきたことはご報告の通り。三合労・幹福祉会分会の仲間が2026年に初めて本部前での情宣行動を闘った際に警察に通報され、現場に警察官が現れたり、また、中部労組・旭ダイヤ闘争の仲間が組合の現場行動に対して巨額の損害賠償請求訴訟を起こされたりと、労働者・労働組合の基本的な権利である要求実現のために行われる行動に対して、刑事・民事の弾圧がしばしば行われています。さらに、労働組合の真摯な要求にまともに応えようとせず、弁護士に団交を丸投げして、経営責任者が団交から逃亡している実態があります。
日本知的障害者福祉協会も全く同様です。
いつもの春季行動ならば、メーデーに合わせて労働者を取り巻く情勢について拙いながらも触れるのですが、今回は協会の刑事弾圧策動糾弾として、協会の恥ずべき、許し難い現状・実態についてしか話すことができません。
みなさん!常識で考えて、このような職場の事故を即、警察に報告・相談に行く職場があるでしょうか?
こんな職場の状態では、いつ何時、身に覚えのないことで警察に被害届や告訴状が出され、刑事事件化さるかわかったものではありません。
みなさん、こんな職場で安心して働くことができるでしょうか?!
問題の協会の第25回団交に南部労組特別執行委員として参加した三多摩合同労働組合・ゆにおん同愛会のH氏、東京・中部地域労働者組合の旭ダイヤ闘争の解雇当該のI氏、「労働法制改悪阻止・職場闘争勝利!労働者連絡会」(労働法連絡会)の仲間、そして、「障害者の生きる権利を奪い返す会・大田」からは南部労組組合員でもあり重度身体障害のある当事者の鈴木敬治氏より、障害福祉団体としての日本知的障害者福祉協会の姿勢を糺す発言や、解体の危機に晒されている労働法制についての報告があった。
南部地区労働者交流会のスタンダード・ヴァキューム石油自主労働組合(ス労自主)のT氏の決意表明を経て、当該組合員による締めの発言とシュプレヒコールで現場行動を締め括った。
日本知的障害者福祉協会は障害のある人たちの福祉の増進、権利擁護を行う全国団体です。
協会がどんなに美辞麗句で自身を飾り立てたとしても、協会事務局がこんな有り様では、「巧言令色鮮矣仁」*「看板に偽りあり」と思われても仕方がないでしょう。
協会は恥を知りなさい! 恥を!!
* 「子曰 巧言令色 鮮矣仁」(先生がいわれた、「ことば上手の顔よしでは、ほとんど無いものだよ、仁の徳は。」)──金谷治訳註『論語』p.19 岩波書店 1963
私たち組合は、労働者が安心して働ける職場のため、職場の問題は労使で解決するよう、労働基本権である団結権と団体交渉権、団体行動権をフルに行使して、労働者の権利を守り、労働者の地位向上を求め、ディーセント・ワーク(Decent Work)の実現のためにテッテー的に闘います!
シュプレヒコール!(よし!)
全国の福祉労働者と共に闘うぞ!
全国の障害のある仲間と共に闘うぞ!
福祉協会職場闘争に勝利するぞ!
職場闘争で団結を勝ち取るぞ!
団結で要求を貫徹するぞ!
要求貫徹するまで闘うぞ!
南部労組・福祉協会は闘うぞ!
シュプレヒコール!(よし!)
南部労組は闘うぞ!
南部交流会は闘うぞ!
三合労の仲間と共に闘うぞ!
三合労・ゆにおん同愛会の仲間と共に闘うぞ!
三合労・幹福祉会分会の中労委闘争に勝利するぞ!
中部労組・中部交流会の仲間と共に闘うぞ!
旭ダイヤ闘争に勝利するぞ!
労基法・労働法制の解体を許さないぞ!
重度障害者の地域生活を勝ち取るぞ!
保安処分の強化を許さないぞ!
優生思想と障害者差別に抗して闘うぞ!
シュプレヒコール!(よし!)
南部労組は闘うぞ!
南部交流会は闘うぞ!
学研ふじせ闘争に勝利するぞ!
シュプレヒコール!(よし!)
争団連の仲間と共に闘うぞ!
地域合同労組の仲間と共に闘うぞ!
全都・全国の仲間と共に闘うぞ!
全ての仲間の闘争に勝利するぞ!
南部労組・福祉協会は闘うぞ!
勝利するぞ!
南部春季統一行動を闘ったぞ!
闘うぞ! 闘うぞ!! 闘うぞ!!!
告知期間が短かったにも拘らず、5・20南部春季統一行動の第2現場である福祉協会前集会・抗議行動に結集して呉れた23名の仲間に感謝を申し上げます。■
…The end
