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[日々雑感]差別と排除を策動する者達の醜い情念〜中華街飲食店への怪文書と私宛への怪文書から思うことなど〜

** 横浜中華街の広東料理店「海員閣」に届いた中国人を差別・中傷する差出人不明の怪文書–Twitterに投稿された「海員閣」tweet

新型コロナウイルスの世界的な蔓延に伴い、2020年3月下旬の現時点、感染者数が激増しているヨーロッパやアメリカで、アジア人だとういうだけで差別感情を向けられ、暴行事件まで起こっていることが報道されている。日本国内でも感染源とされる中国人への差別的な言辞も多数報道され、その中でも、横浜中華街の複数の飲食店に、中国人を誹謗し、中傷する文書が入った封書が届いていることが判った*/**。この様な陰湿且つ卑劣な行いをする者は極少数の心無い人間に過ぎないと思いたいところだが、民族差別・排外主義を扇動する者達、所謂、「ネット右翼(俗称:ネトウヨ)」のインターネット上の差別投稿は固より、一時期に比べて参加者は少なくなったものの、愚かな彼らの路上での街宣行動・示威行動を見るにつけ***、日本国内でも民族差別・排外主義者の猖獗が憂慮される。

* 「横浜中華街ヘイト封書 飲食店組合、県警に被害相談」『毎日新聞』2020年3月7日配信記事
*** 「都内で中国人排斥デモ 新型肺炎口実に極右団体」『神奈川新聞』2020年3月1日配信記事


横浜中華街の飲食店への匿名の差別文書が送りつけられたのは3月3日、そして、私もここ数年、3月になると否が応にも思い出してしまう嫌な経験がある。
斯く言う私にも、2013年3月6〜7日頃(正確な日付は失念した)に、私個人を誹謗・中傷し、精神障害者への差別感情丸出しの差出人不明の怪文書が郵送されてきたことがあり、横浜中華街の飲食店への差別怪文書を見て、フラッシュバックした(トラウマになっている)のであった。 続きを読む