2025年12月26日(金)、今年で8回目となる、年末恒例の“仕事納め情宣”を行なった。
日本知的障害者福祉協会事務局のある東京都港区は、仕事納めの日は冷え込みはするものの、いつも晴天に恵まれ、絶好の組合情宣・現場行動日和であった。
此れも我々労働者・労働組合の、日々の正義の闘いに対する“天恵”であろうか…。(笑)
今年は当該組合員の多忙故、結集の要請や呼びかけビラを用意できなかったにも拘らず、我が職場闘争の支援の為に駆け付けて呉れた東京南部労働者組合の仲間、各地域合同労組・争議団の仲間、日韓民衆連帯全国ネットワークの仲間達には、感謝してもし切れない。
本日の情宣行動の主要な目的は、後程本組合掲示板BLOGの別記事で詳しく報告するつもりであるが、2025年12月4日に、協会事務所内で起こった出来事の実際と、其れを協会が警察権力を介入させて刑事事件化を目論むという、とんでもない事態に発展させた協会を弾劾する事で、配布した情宣ビラ『JAID UNION News No.24』も、協会の職場の問題を自主的に解決せず、公権力に対応を委ねる警察依存体質を、テッテー的に批判する内容である。
さて、今年は情宣行動開始時に“珍客”が現れるというハプニングがあったものの、いつもの様に8時30分から協会事務局のあるKDX浜松町ビルの正面玄関・通用口の二手に分かれ、結集して頂いた仲間にビラ配布をお願いし、当該組合員はビル正面でマイク情宣を開始した。
浜松町界隈にお勤めの皆様、KDX浜松町ビルにお勤めの皆様、そして、浜松町界隈にお勤めの皆様、おはようございます!
私たちは労働組合の東京南部労働者組合です。そして、私は東京南部労働者組合に加入している日本知的障害者福祉協会事務局職員の組合員です。
私たちは港区浜松町に事務所がある公益財団法人日本知的障害者福祉協会の職場の問題を協会事務局職員と地域の皆様にお知らせし、良好な労働環境を目指して、このように情宣活動を行っております。
公益財団法人日本知的障害者福祉協会事務局(以下、協会と略)の事務局員が、2016年2月に地域合同労組の東京南部労働者組合(南部労組)に加入し、2016年4月18日に第1回団体交渉(団交)が開催されました。
しかし、議題となった末吉事務局長による過去の暴行パワハラと労基法違反について、私たちは第1〜2回団交で協会としての謝罪と対策及び法令違反の経緯を明らかにするよう要求したところ、違法な労務管理実態・暴行パワハラの責任が明らかになることを恐れた末吉事務局長は第3回団交から逃亡したため、協会の誠実交渉義務違反、組合員への嫌がらせ行為に私たちは東京都労働委員会に不当労働行為を申し立て、4年にわたる調査・審問の末、2022年1月20日に、組合側の主張をベースに全面和解になりました。
然るべき責任者(当然、事務局長含む)が団交に出席し、協会は誠実に団体交渉を行うことが和解協定書には明記されています。
私たち組合は都労委和解の履行・遵守を求めて、事務局責任者が団交に出席できるように様々な提案を行ってきました。
ところが協会は末吉事務局長の団交出席を拒否し続けています。
その他、これまでの団交によって、協会の組合活動への警察介入策動が発覚したり、協会は組合対策として弁護士を2人に増員して自らはダンマリ、弁護士を使って団交の進行妨害・団交破壊を行っているのが現状です。
このような不誠実極まりない中でも私たち組合はより良い職場環境の実現のために闘っています。
12月4日の昼休み、協会事務所で末吉事務局長と当組合の組合員がフロアの通路のすれ違いざまに、お互いの足がぶつかり、末吉事務局長が転倒しました。
驚いて心配した組合員が転倒した末吉事務局長に「大丈夫ですか?」と声をかけたところ、そこに割って入ってきた管理職代理、この人物は東京都労働委員会でのもう一つの争点であった組合員への不利益取り扱い・組合への支配介入で申し立てられた原因となった張本人です。
この管理職代理が、あたかも組合員が末吉事務局長の足を引っ掛けて転倒させたかのように大声で騒ぎ立てました。
さらにかつて組合活動を監視していた職員某も、現場を目撃してもいないのに、便乗して組合員を非難し、罵声を浴びせ始めました。
当の組合員はそんなことはしていないし、する理由もありません。
あまりに一方的で筋違いな非難に唖然とし、ひどい言いがかりであることを末吉事務局長とこの2人の職員に猛抗議しました。
その一週間後、愛宕警察署から組合員に直接電話がありました。協会から相談があったので、12月4日の件について聞きたいから署に来てもらいたいとのことでした。
ただの職場内でのトラブルで、しかも、その後に当事者間で事実確認も全く行われていない出来事に警察が介入すべきではないため、組合員は警察の任意の聴取には応じられない旨を愛宕署の警備課担当者に伝えました。
それにしても、職場の労働者への安全配慮を蔑ろにし、些細な職場内のトラブルを警察に報告・相談し、組合員による意図的な暴行・傷害があったとして刑事事件化を目論む協会に対して憤りを覚えずにはいられなかったため、組合から協会に対して抗議と団交の申し入れを行うこととなりました。
なぜならば、労使関係において、協会のこのような警察の介入による刑事事件化の目論見は今に始まったことではないからです!
かつて私たち組合が2017年の年末に組合情宣行動を行った際、末吉事務局長は組合員に“体当たりされて、壁に押し付けられた”という事実無根の虚偽申告で警察に通報したことがありました。
当然、私たち組合はそのようなことは行っておりませんし、この件は組合活動への警察介入として団交で協会に抗議してきた経緯があります。これまでの組合情宣行動でも地域のみなさまに訴えたことがあるので、ご存知かもしれません。
今回もそれと全く同じで、協会はでっち上げで刑事事件化を画策し、組合員に対する攻撃と組合活動を萎縮させようという魂胆としか考えられません。
このような警察を組合活動に介入させようとする協会のなりふり構わない組合敵視、そして協会の度し難い警察依存体質の如実な表れがここに極まったということです。
「警官が自分で転んで公務執行妨害罪をでっち上げる」ことを略した言葉ですが、軽い接触があった場合、警官自らが大げさに転んで公務執行妨害や暴行で逮捕する手口で、不当逮捕や別件逮捕による冤罪の温床となってきたと批判されている公権力の違法な濫用です。
これと同じことを協会は組合員への刑事弾圧を狙って“転び公妨”を仕掛けたとしか考えられません。でなければ、こんな些細なことで警察に報告・相談に行く職場があるでしょうか?
こんな職場の状態では、いつ何時、身に覚えのないことで警察に被害届や告訴状が出され、刑事事件化されるかわかったものではありません。
みなさん、こんな職場で安心して働くことができるでしょうか?
2026年1月20日(火)午後6時から、私たち組合と協会とで団体交渉が行われる予定となっています。
協会の警察依存体質と異常な労務管理実態を追及する構えで臨みますので、「そんなバカなことがあるの?」「職場の出来事を警察に報告するっておかしくない?」「ひどい!」と思われる方はぜひ私たち組合と協会の団交に参加してみてください!
2026年も私たち組合は、労働者が安心して働ける職場のため、職場の問題は労使自治で解決する、労働基本権である団体交渉権と団体行動権を行使して、テッテー的に闘います!
一昨日の2025年12月24日、厚生労働省が公表した2025年の「労働組合基礎調査」では、推定組織率(雇用者数に占める労働組合員数の割合)は16.0%で、前年より0.1ポイントの低下しているとの調査結果が出されましたが、2025年6月30日現在における単一労働組合の労働組合数は22,244組合、労働組合員数は992万7千人で、前年に比べて労働組合数は268組合(1.2%)の減少だったものの、労働組合員数は1万5千人(0.2%)の増加です。
地域の制約もあり、すべてが私たちの組合の加入につながってはおりませんが、2025年は私たち南部労組に寄せられた労働相談は例年を上回る数でした。
労働者を取り巻く情勢が厳しさを増し、駆け込み寺的に私たち地域合同労組を最後の頼みとしている未組織労働者がたくさんいるのです。
2024年に組合に加入した品川区で介護事業を営む株式会社に勤務していた労働者は、入社以来社長に人員不足やアルバイトの賃上げ等の問題を訴えてきところ、社長はパワハラ的対応に加え不当な配転命令を行い、そのせいで本人は疲労とストレスで休職せざるを得なくなりました。
私たち南部労組は団体交渉と現場行動で闘い、これまで団交出席を拒否していた社長でしたが、今年の7月、ついに観念したのか社長が団体交渉に出席するようになりました。
社長に直接パワハラ、不当配転、退職勧奨発言などの謝罪と休職中の賃金保障を粘り強く要求した結果、組合の要求をほぼすべて実現させ、職場闘争を勝ち抜くことができました。
日本知的障害者福祉協会も責任者である末吉事務局長が団交から逃げ回らず、そして、今回の「転び公妨」のような真似をして、警察を介入させるなどという非常識な対応をせずに、組合との交渉の席に着いていれば、こんな長期の争議で恥晒しな事態にはならなかったはずです。
私たちの活動はビラに記載してありますブログに詳しく掲載しておりますので、ぜひご覧になってください。
このビラを手にした同様の職場の労働問題でお悩みの方も、何かあっても泣き寝入りしたり、諦める必要はありません。
ぜひ私たち労働組合へ労働相談をお寄せください!
日本知的障害者福祉協会事務局も今日が仕事納め、浜松町界隈にお勤めのみなさまも今日が仕事納めの職場も多いかと思います。
2025年、お仕事お疲れ様でした。今日1日を共にがんばりましょう。
年末年始のお休みでこの1年のお疲れを吹き飛ばし、2026年は、労働者の団結と労働組合の交渉力をフルに活用して、みなさんの生活を圧迫している物価高を上回る賃金と待遇を勝ち取りましょう!
そして、体も心も健康で、人間らしく働くことができる年にしましょう。
皆様よい年をお迎えください。
協会の機関誌・月刊誌『さぽーと』2025年7月号の「さぽーとSEMINAR 働く職場の改善①労務管理と働き方改革」の記事内容を取り上げ、協会(『さぽーと』編集部)への抗議を中心に、職場の労働安全衛生と労働者のメンタルヘルスに無策故の協会の姿勢を痛烈に批判するものであった。
また、神奈川県の社会福祉法人同愛会の労働組合「社会福祉法人同愛会労働組合」からの連帯メッセージも寄せられたので、以下に転載したい。
我々同愛会労組も東京南部労働者組合・日本知的障害者福祉協会の行動に賛同致します。当組でも職場のハラスメントでのメンタル不調者が多く休職しており相談があります。働き手が少なくなる中、更に多くの方が心を病み倒れてしまえば、福祉業界だけでなくあらゆる業界が成り立たなくなります。
日本知的障害者福祉協会には福祉業界全体へ向けて、職場の中でお互いに辛い状況に配慮しあい、どんな方でも働き続けられる様な社会を目指すような考え方に基づいたメッセージを発信して頂きたいと思います。
連帯発言の詳しくは三合労・ゆにおん同愛会のブログ「なんくるブログ」の記事「日本知的障害者福祉協会 仕事納め情宣 2025.12.26」に全文が掲載されているので、是非御覧頂きたい。
最後に、協会の組合敵視・刑事事件化策動に対して労働者の怒り込め、そして、2026年の闘いの狼煙を上げる、短いシュプレヒコールを行なった。
シュプレヒコール!(よし!)
福祉協会は組合員への攻撃をやめろ!
福祉協会の組合活動への警察介入を弾劾するぞ!
福祉協会のでっち上げ刑事事件化を許さないぞ!
末吉事務局長は団交に出て来い!
団交に出席して説明責任を果たせ!
シュプレヒコール!(よし!)
全都・全国の労働者と共に闘うぞ
各地域合同労組の仲間と共に闘うぞ
三合労・ゆにおん同愛会の仲間と共に闘うぞ!
南部労組・福祉協会は闘うぞ!
2025年は闘ったぞ!
2026年も団結して闘うぞ!
闘うぞ! 闘うぞ!! 闘うぞ!!!
シュプレヒコールの後、結集してくれた皆さんに見送られ、9時15分からの始業時間に合わせて、当該組合員は出勤した。
此れも最早恒例となったが、仕事納め当日、事務局長の末吉は有給休暇を取って不在であった。
事務所の大掃除に参加したり、仕事納めに事務局職員に挨拶する為に出て来たらどうだ?“事務局長”なんだから率先してやる可きだろう。
それとも、人にぶつかって転んで大掃除が出来ないくらいの大怪我でもしたのかね?
2025年の12・26協会前“仕事納め”情宣行動は、前述したように直近で協会の刑事事件化策動があった事から、警察の介入には充分に注意を払ったものの、当該組合員含め15名の仲間と共に、(珍客の出現はあったが)何事も無く貫徹する事が出来た。
組合の仲間、支援頂いた関係者の皆さんに感謝し、2025年の福祉協会職場闘争を締め括りたい。■
Best wishes for 2026 !
…The end
