埋めるな!辺野古 沖縄県民大会に呼応する8・11首都圏大行動 集会&デモ

南部労組・福祉協会の組合活動とは直接関係ありませんが、昨年の8・12首都圏行動、今年の2・25首都圏大行動6・9集会に引き続き、当該組合員が実行委員として関わっている沖縄反基地闘争集会&デモを告知いたします。

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政府・沖縄防衛局は、新たな米軍基地建設のため、8月に美しい辺野古の海に土砂を投入すると発表しました。
辺野古・大浦湾は262種の絶滅危惧種を含む5,800種以上の海洋生物が生息する豊かな海です。この夏にも埋められようとしているところは、ジュゴンの食料の海草がたくさん生えている、いわばジュゴンの餌場です。貴重なサンゴも確認され、浜はウミガメの産卵場です。埋め立てれば、それらの貴重な生物はすべて生き埋めにされてしまいます。このままでは、取り返しがつかないことになってしまいます。
一方で、大浦湾の底はマヨネーズ状の軟弱地盤で、活断層の存在も明らかになりました。そこに米軍基地を建設することは大変危険なばかりか、工事費のさらなる増大が予想されます。当初の工事費試算は3,500億円でしたが、現在は1兆円を超える予想です。「森友の8億円」もそうですが、これらはすべて税金です。
また、辺野古には54.52メートルの「高さ制限」を超える建造物が多数あることが報道されました。そこには、沖縄の子どもたちが通う学校や民家も含まれます。政府はこれをも無視して、違法な工事を強行しようとしています。
止めるのは、今です。
沖縄では、8月11日に奥武山公園で大規模な県民大会を計画しています。首都圏の私たちも、これに呼応して、沖縄と同時刻にアクションを起こします。多くの皆さんの参加を呼びかけます。(呼びかけビラから)

7月27日、翁長雄志沖縄県知事は、辺野古新基地建設に係る公有水面埋立承認の撤回に向けて、沖縄防衛局への聴聞の手続きに入るよう、関係部局長に指示を出しました(翁長知事の埋め立て承認撤回表明はこちらの記事を参照)。これは、辺野古新基地建設に反対する多くの沖縄県民の民意を代表するものです。法に則り、前知事の埋め立て承認は撤回されなければ、日本はもはや法治国家とは言えないでしょう。

日本政府は8月17日からの辺野古岬への埋め立て土砂投入を沖縄県に通知しました。このことは、沖縄県民の大きな怒りと心配をかっています。辺野古岬・大浦湾の埋め立て土砂投入は取り返しのつかない環境破壊であるばかりでなく、戦争のための軍事基地建設は平和と自然環境に対する冒涜と言わざるを得ません。今すぐ、辺野古の土砂投入・米軍基地建設工事を阻止しなければなりません。

8月11日(土祝)、「土砂投入を許さない!ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地建設断念を求める「8.11県民大会」」が沖縄県那覇市・奥武山公園で開催されます。首都圏の私たちも「辺野古に新基地を造らせないオール沖縄会議」と連帯し、8・11首都圏大行動で、沖縄─東京を貫く同時開催・統一行動を成功させましょう。

【日 時】 2018年8月11日(土祝)11:30集会開始 12:30デモ出発
【会 場】 東池袋中央公園(最寄り駅:JR・東京メトロ・西武池袋線 池袋駅・東京メトロ 東池袋駅)

詳しくはこちら、沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロックをご覧ください。

(2018.8.17追記)8月8日に急逝された翁長雄志沖縄県知事への追悼もあり、当日は約2,800名もの方々が集会&デモに参加していただきました。こちらは『琉球新報』の当日の報道です。

 …The end

埋めるな!辺野古 沖縄県民大会に呼応する8・11首都圏大行動 集会&デモ」への2件のフィードバック

  1. H

    7月に行ったときは台風で抗議行動は全て中止。ゲート前も浜もテントは台風に備えて撤収されていました。8月にこそ行きたいですが無理。この集会も参加できませんが、一人でも多くの心ある人に参加して欲しいと思います。林

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    1. jaidunion
      jaidunion

      8月に強行されようとしている土砂投入は何としても阻止したいですね。「今さら何をやっても国には抗えない」という諦めムードに流されることなく、みんなに関心を持っていただくために行動します。

      返信

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